男性で歯科衛生士を目指した理由|進路に悩んだ高校時代と3年間の話
「将来どうしよう…」
高校生の頃、進路に悩んでいた僕は、とにかく「手に職をつけたい」という思いが強くありました。
特別やりたいことが決まっていたわけではない。
でも、「資格があれば将来困らないかもしれない」そんな現実的な理由から、いくつかの専門学校の説明会に参加していました。
幼稚園の先生、保育士、介護福祉士…。
どれも人と関わる仕事で魅力的に感じていました。
歯科衛生士を選んだ理由
そんな中で歯科衛生士の専門学校を選んだ理由は、すごくシンプルで
👉 人と話すのが好きだったから
でした。
歯科衛生士という仕事は、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年代の人と関わることができます。
その点が、他の職種よりも魅力的に感じたんです。
男性は自分ひとりの環境
ただ、説明会の時点で感じていた違和感もありました。
「男性、少ないな…」
そして覚悟を決めて入学してみると、
1クラス43人中、男性は自分ひとり。
入学式の日、周りの女性たちから少し不思議そうな目で見られていたのを、今でも覚えています。
コミュ障だった自分と、最初の不安
もともと僕は、人と話すのが得意なタイプではなくて、どちらかというと自分の意見を言うのが苦手な“コミュ障寄り”でした。
「これ、3年間ずっと一人でお昼ごはん食べるのかな…」
そんな不安を本気で感じていたのを覚えています。
手を差し伸べてくれた人たち
そんな中、声をかけてくれたグループがありました。
それは、現役生ではなく
社会人経験があったり、大学を卒業してから来ている年上の女性たち。
浮いていた僕に対して自然に接してくれて、
- 一緒にお昼を食べてくれたり
- 勉強を教えてくれたり
本当に心強い存在でした。
自分の居場所ができた瞬間
その人たちのおかげで、僕がどんな人間なのかが少しずつ周りにも伝わっていき、気づけばクラスのみんなが普通に話しかけてくれるようになっていました。
あのとき感じた安心感は、今でも忘れられません。
3年間で一番成長したこと
もちろん、歯科衛生士としての知識や技術もたくさん学びました。
でも、それ以上に大きかったのは
👉 コミュニケーション能力が上がったこと
だと思っています。
女性の中に男性ひとりという環境は正直大変でしたが、その分、人との距離の縮め方や空気の読み方を自然と学べました(笑)
その結果、今では知らない人にも自分から声をかけられるようになりました。
今の仕事にどう活きているか
この経験は、現在の仕事にも大きく活きています。
特に初診の患者さんは、不安や緊張を感じている方が多いです。
- 自分から声をかける
- 相手の空気を感じ取る
こういったことが自然にできるようになったのは、あの3年間があったからこそです。
また、歯科の職場は女性が多い環境ですが、人間関係の距離感をうまく取れるようになったのも、この経験のおかげだと感じています(笑)
あの時の選択は間違っていなかった
正直、最初は軽い気持ちで選んだ「歯科衛生士」という道。
でも今振り返ると、
あの選択があったからこそ、今の自分があると思っています。
これから目指す人へ
もし今、進路に迷っている人がいたら
- なんとなく興味がある
- 人と関わる仕事がしたい
そんな理由でも、十分だと思います。
実際にやってみないと分からないことも多いし、その中で自分が成長できる環境に出会えることもあります。
まとめ
歯科衛生士を目指したきっかけはシンプルでも、その過程で得られるものは想像以上に大きいです。
僕にとっては、
👉 技術以上に「人と関わる力」を身につけられた3年間でした。


コメント