「ハノワで働いてみたいけど、失敗しないか不安…」
そんな声を聞くことがあります。約1年間ハノワを利用している僕自身も、実際に失敗した経験があります。
結論からいうと、一番の失敗は、歯科医院ごとに診療時間の枠が違うことに慣れておらず、時間をオーバーしてしまったことです。それ以外にも、電子カルテと紙カルテの書式の違いに戸惑ったこともあります。
この記事では、その具体的な失敗談と、そこから気をつけるようになったこと、あわせてキャンセル時のペナルティ制度についても紹介します。
歯科医院ごとに診療時間の枠は違う
僕の本業の勤務先では、定期検診・メンテナンスの診療時間は成人が1時間、子ども(0〜18歳)が30分という枠で組まれています。
この時間感覚が、いわば僕の”基準”として体に染みついています。
ところが、ハノワで他の歯科医院に勤務してみると、成人でも45分枠、30分枠という医院も珍しくありません。枠の設計は医院によってかなり差があります。
実際に時間をオーバーしてしまった失敗談
正直に話すと、ハノワでの勤務先が30〜45分枠だったときに、いつもの感覚のまま処置を進めてしまい、時間をオーバーしてしまったことがあります。
本業の1時間枠に慣れていると、無意識のうちに「これくらいの時間はかけていいだろう」というペースで動いてしまいます。しかし短い枠の医院では、次の患者さんの予約が詰まっていることも多く、自分のペースの遅れが、そのまま医院全体のスケジュールに影響してしまいます。
その場では焦りながらも何とか対応しましたが、終わった後に「申し訳なかったな」という気持ちが強く残りました。
この失敗から気をつけるようになったこと
この経験以降、ハノワで新しい医院に勤務する前は、必ず次のことを確認するようにしています。
- 定期検診・メンテナンスの1コマの時間
- 予約の詰まり具合(次の患者さんまでの余裕)
- 使用する器材や記録方法の違い
可能であれば、勤務初日にスタッフの方へ「1コマ何分くらいで進めていますか?」と一言確認するだけでも、その日のペース配分がかなり楽になります。「郷に入っては郷に従え」ではありませんが、自分の基準を一旦横に置いて、その医院のペースに合わせる意識が大切だと感じています。
電子カルテと紙カルテの書式の違いに戸惑った
もう一つ、地味に苦労したのがカルテの書き方です。
本業の勤務先は電子カルテなのですが、ハノワで勤務した医院はどこも紙カルテしか使っていませんでした。電子カルテは選択式・定型文入力が中心なのに対し、紙カルテは手書きで業務記録をまとめる形式なので、医院ごとに書式や略語のルールが違い、何軒か掛け持ちしていると書き方がごっちゃになりそうになることがあります。
特に、どの医院がどんな略語・記録ルールを使っていたか記憶が混ざりそうになるので、勤務前に「この医院の記録の書き方」をさりげなく確認し直すようにしています。分からない略語や記入欄があれば、その場でスタッフの方に聞くのが一番確実です。
お昼ご飯で地味に困ったこと
失敗というほどではありませんが、地味に困ったこともあります。ある勤務先でお昼ご飯を持参したとき、お箸を忘れてしまったことがありました(笑)
困っていたら、その医院のスタッフの方が「これ使ってください」と気を利かせて貸してくださいました。本当にありがたかったです。
それ以来、ハノワで勤務する日は、割り箸やカトラリーを念のためカバンに常備するようにしています。
社会人として当たり前のことではありますが、ハノワの求人には仕事内容・持ち物・休憩室の有無・待遇・アクセスといった情報がきちんと記載されています。マッチング前にひと通り目を通しておくだけで、こういった地味な困りごとはかなり防げます。慣れてくると読み飛ばしがちな部分ですが、初めての医院ほど丁寧にチェックしておくと安心です。
実際の募集内容詳細の画面はこのような形になっています。

キャンセルで気をつけていること
時間配分やカルテ以外にも、キャンセルには気をつけています。
実際に、インフルエンザにかかってしまい、勤務をキャンセルしたことがあります。このときは勤務予定日の5日前に連絡したため、ペナルティは発生しませんでした。
ハノワには、パートナー(歯科衛生士側)向けのキャンセルペナルティ制度があります。
| キャンセル種別 | タイミング | ペナルティ |
|---|---|---|
| 通常キャンセル | 勤務開始48時間以上前 | なし |
| 直前キャンセル | 勤務開始48時間以内 | 直前キャンセル回数+1 |
| 無断キャンセル | 開始時刻を過ぎて連絡なし | 無断キャンセル回数+1、アカウント1週間凍結 |
できるだけ早く連絡することは、ペナルティを避けるためだけでなく、歯科医院側が代わりの人を探す時間的な余裕にもつながります。体調不良は仕方のないことですが、分かった時点ですぐに連絡するよう心がけています。
なお、歯科医院側にもキャンセル・休業手当に関する別のルールがあります(2026年4月1日改定)。パートナー側とは条件が異なるので、気になる方は公式のガイドを確認してみてください。
直接取引は絶対にNG
もう一つ、失敗というより「絶対に気をつけていること」があります。それはハノワを介さない直接取引です。
ハノワの規約では、直接取引は重大な違反とされており、違約金100万円と、ハノワを介して勤務した最終日以降の手数料相当額を支払うという厳しい規定があります。
継続して勤務している医院から仲良くしていただくことはありますが、直接契約の話が出た場合は、必ずハノワを通した正式な手続き(オメデトウ制度など)を案内するようにしています。
ハノワでの収入や時給の上げ方については、こちらの記事も参考にしてください。
初めて働く前の不安については、こちらの記事でも詳しく書いています。
ハノワでの収入や働き方全体について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. ハノワで一番よくある失敗は何ですか?
A. 僕自身の経験では、医院ごとの診療時間の枠の違いに慣れておらず、時間をオーバーしてしまったことが一番の失敗でした。事前に1コマの時間を確認しておくことをおすすめします。
Q. 電子カルテと紙カルテ、両方経験すると混乱しませんか?
A. 正直、混乱しそうになることはあります。本業は電子カルテ、ハノワ先は紙カルテのみという環境なので、書式や略語のルールが医院ごとに違い、掛け持ちすると記憶がごっちゃになりかけることがあります。勤務前に記録の書き方をさりげなく確認し直すようにしています。
Q. 体調不良でキャンセルする場合、ペナルティはありますか?
A. 勤務開始48時間以上前の連絡であればペナルティは発生しません。48時間以内の連絡は「直前キャンセル」、無断の場合は「無断キャンセル」としてアカウント凍結などの対象になります。
Q. キャンセルはできるだけ早く伝えたほうがいいですか?
A. はい。ペナルティの回避だけでなく、歯科医院側が代わりの人材を探す時間的余裕にもつながります。分かった時点で早めに連絡することをおすすめします。
Q. 継続して勤務している医院と直接契約してもいいですか?
A. 直接取引は規約違反となり、高額な違約金が発生する可能性があります。常勤化を考える場合は、ハノワの正式な制度(オメデトウ制度など)を利用しましょう。
まとめ
これらの失敗は、ハノワに限った話ではないと思います。ハノワ・タイミーを問わず、複数の歯科医院を掛け持ちして働く歯科衛生士全般に当てはまる悩みではないでしょうか。勤務先が増えるほど、時間感覚も記録方法も持ち物の勝手も、その都度切り替える必要があります。
- 歯科医院ごとに診療時間の枠は大きく異なる
- 自分の基準のまま動くと時間をオーバーしてしまうことがある
- 電子カルテと紙カルテなど、記録方法の違いにも注意が必要
- お昼ご飯の持ち物なども、念のため準備しておくと安心
- 勤務前に1コマの時間や記録の書き方を確認しておくと安心
- キャンセルは早めの連絡でペナルティを回避できる
- 直接取引は重大な規約違反、必ず正式な制度を利用しよう
ハノワでの勤務は、本業とは違う環境に飛び込むからこそ、思わぬ失敗をすることもあります。それでも、一つひとつの経験が次の勤務先での立ち回り方につながっていくと感じています。
これからハノワを始める方は、ぜひ今回の失敗談を参考にしてみてください。




