「歯科衛生士のボーナスって実際どれくらいもらえるの?」
転職を考えている方や、これから歯科衛生士を目指す方なら一度は気になるポイントではないでしょうか。
求人票には「賞与あり」と書かれていても、実際にいくら支給されるのかまでは分からないことがほとんどです。
そこで今回は、厚生労働省などの公的データをもとに歯科衛生士のボーナス事情を解説するとともに、僕自身が実際にもらった賞与明細4回分も公開します。
ボーナスが増えた理由や、インセンティブ制度についても現役歯科衛生士の目線で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
歯科衛生士のボーナス平均はいくら?
歯科衛生士のボーナスは勤務先によって大きく異なります。
ボーナス額が変わる主な要因
- 医療法人か個人医院か
- 勤務年数
- 基本給
- 医院の業績
- インセンティブ制度の有無
- 自費診療の割合
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」では、歯科衛生士の年間賞与(年間賞与その他特別給与額)が公表されています。
一般的には年間40万円前後とされることが多いのが一つの目安とされていますが、医院の経営状況や地域、医療法人か個人医院かによって支給額は大きく変わります。
「賞与あり」と求人票に書かれていても、実際の支給額は医院ごとに大きく異なるため、平均額だけで判断しないことが大切です。毎月の給料について詳しく知りたい方は、僕自身の給料明細を公開しています。
僕の賞与推移を公開【2024年冬〜2026年夏】
ここからは、僕自身が実際にもらった賞与の推移を紹介します。
2024年5月にアルバイトとして勤務を開始し、2024年9月から正社員となりました。そのため、2024年冬は通常の賞与ではなく、インセンティブのみの支給となっています。
その後は患者数の増加に加え、エアフロー・ホワイトニング・ブルーラジカルなどの自費診療を担当する機会も増え、賞与額も徐々に伸びていきました。実際の賞与推移を一覧にまとめました。

約2年間で手取り額は20,649円から396,372円まで増加しました。
もちろん、これは僕個人の一例です。勤務先の制度や地域によって賞与額は大きく異なりますが、「インセンティブ制度がある医院では賞与が伸びる可能性もある」という実例として参考になれば嬉しいです。それでは実際の賞与明細を1回ずつ見ていきましょう。
実際の賞与明細を公開【4回分】
ここからは、実際に僕が受け取った賞与明細を公開します。勤務先や地域によって賞与額は異なりますが、「現役歯科衛生士のリアルな賞与」として参考になれば嬉しいです。
2024年冬賞与(インセンティブのみ)
2024年5月にアルバイトとして勤務を開始し、9月から正社員となりました。そのため、この年の冬は通常の賞与ではなく、インセンティブのみの支給となっています。

- 支給総額:23,775円
- 手取り額:20,649円
- 査定期間:2024年5月21日〜2024年11月20日
まだ勤務期間が短かったため金額は少ないですが、「頑張った分がインセンティブとして還元される仕組み」があることを知り、今後へのモチベーションにもなりました。
2025年夏賞与
正社員として初めて受け取った賞与です。

- 支給総額:298,457円
- 手取り額:258,540円
- 賞与手当:150,242円
- インセンティブ加算:148,215円
- 査定期間:2024年11月21日〜2025年5月20日
賞与手当とほぼ同額のインセンティブが支給されており、自費診療や医院への貢献が賞与にも反映されていることを実感しました。
2025年冬賞与

- 支給総額:314,604円
- 手取り額:272,539円
- 賞与手当:158,754円
- インセンティブ加算:155,850円
- 査定期間:2025年5月21日〜2025年11月20日
夏賞与よりも支給額が増えました。インセンティブ制度も継続しており、前回よりも支給額が増えたことで、努力が評価につながっていると実感しました。医院全体の患者数が増えたことに加え、自費診療を担当する機会も少しずつ増えてきた時期です。
2026年夏賞与【過去最高】

- 支給総額:457,351円
- 手取り額:396,372円
- 賞与手当:201,166円
- インセンティブ加算:256,185円
- 査定期間:2025年11月21日〜2026年5月20日
過去最高額となった賞与です。「ここまで賞与が増えたのは、自分一人の力ではありません。医院全体の患者数が増え、院長やスタッフと協力しながら取り組めた結果だと思っています。」
この頃は患者数の増加に加え、エアフローを積極的に提案するようになり、ホワイトニングやブルーラジカルなどの自費診療も担当できるようになりました。
今回の賞与では、賞与手当(201,166円)よりもインセンティブ加算(256,185円)の方が多く支給されました。自費診療を担当する機会が増えたことも、大きな要因だったと感じています。インセンティブ制度のある医院だったこともあり、その成果が賞与に反映されたと感じています。僕自身のインセンティブ事情についてまとめた記事はこちらです。
ボーナスが増えた理由を考えてみた
今回、賞与明細を振り返ってみると、ボーナスが増えた理由はいくつかあると感じています。
ボーナス増加理由
- 患者数が増えた
- エアフローを積極的に提案した
- ホワイトニングを担当できるようになった
- ブルーラジカルの施術を担当できるようになった
- インセンティブ制度があった
もちろん、ボーナスは自分一人の力だけで決まるものではありません。医院全体の業績や院長先生の考え方も大きく影響します。
しかし、自費診療を担当できるようになったことや、患者さんへ提案できる幅が広がったことは、賞与アップにつながった要因の一つだったと感じています。このように、患者数の増加や自費診療への取り組み、インセンティブ制度など、複数の要素が重なったことで賞与アップにつながったと考えています。
歯科衛生士がボーナスの高い職場を選ぶポイント
- 医療法人かどうか
- 賞与の支給実績があるか
- インセンティブ制度があるか
- 自費診療に力を入れているか
- 昇給制度が明確か
賞与だけで職場を選ぶのはおすすめできませんが、給与や休日、福利厚生とあわせて確認しておくことで、長く働きやすい職場を見つけやすくなります。職場選びで後悔しないために僕の考えをこちらの記事でまとめています。
今の賞与・待遇に納得できていない方へ
賞与額は勤務先のインセンティブ制度や自費診療の割合によって大きく変わります。「今の職場では賞与が伸びにくい」と感じる方は、一度他の職場や求人サイトを比較してみるのも一つの方法です。実際に僕が利用したサービスについては、こちらの記事で紹介しています。
よくある質問(FAQ)
Q. 歯科衛生士のボーナスは年2回が一般的ですか?
A. 医院によって異なりますが、夏・冬の年2回支給が一般的です。僕の勤務先も夏・冬それぞれに賞与手当とインセンティブ加算が支給される形になっています。
Q. インセンティブ制度がない医院ではボーナスは増えませんか?
A. インセンティブ制度がなくても、基本給の昇給や医院の業績に応じた賞与アップは考えられます。ただし、インセンティブ制度がある医院の方が個人の頑張りが賞与に反映されやすい傾向はあります。
Q. 個人医院と医療法人ではボーナスに差がありますか?
A. 一般的に医療法人の方が福利厚生や賞与制度が整っている傾向がありますが、個人医院でも業績次第で高い賞与が支給されるケースもあります。求人票の支給実績を確認することをおすすめします。
Q. 自費診療を担当できないとボーナスは増えませんか?
A. 自費診療の担当は増加要因の一つですが、必須ではありません。患者数の増加や医院への貢献度など、他の要素も評価対象になることが多いです。
Q. 転職してすぐの年もボーナスはもらえますか?
A. 医院によって査定期間や支給条件が異なるため、勤務期間が短いとインセンティブのみの支給になることもあります。僕自身も初回はインセンティブのみでした。入職時に賞与の査定期間を確認しておくと安心です。
Q. 求人票の「賞与あり」はどこまで信用できますか?
A. 「賞与あり」の記載だけでは支給額や実績までは分かりません。可能であれば面接時に過去の支給実績やインセンティブ制度の有無を確認することをおすすめします。
まとめ
歯科衛生士のボーナスは、勤務先によって大きく異なります。今回公開した賞与明細はあくまで僕個人の一例ですが、インセンティブ制度や自費診療の割合によって、賞与額が大きく変わることを実感しました。
転職を考えている方は、求人票の「賞与あり」という言葉だけではなく、「支給実績」や「インセンティブ制度の有無」まで確認することをおすすめします。
もちろんお金も大事ですが、人間関係や労働環境も加味したうえで素敵な勤務先をみつけましょう!





