歯科衛生士の働き方給料・年収

歯科衛生士の手取りはいくら?【給与明細公開】30代男性DHの実例を解説

歯科衛生士の手取りはいくら?30代男性歯科衛生士の給与明細をもとに手取り額や給料相場を解説したブログアイキャッチ画像

こんにちは、30代男性歯科衛生士のえくうすです。

「歯科衛生士の給料って実際いくら?」「手取りはどれくらい?」「働き続けると給料は上がるの?」

歯科衛生士を目指している方や、転職を考えている方なら、一度は気になったことがあるのではないでしょうか。

インターネットには歯科衛生士の平均年収や平均月収は掲載されていますが、実際の給与明細まで公開している記事はあまり多くありません

そこで今回は、現役30代男性歯科衛生士である僕が、2024年・2025年・2026年6月の給与明細を公開しながら、3年間で給料がどのように変化したのか、基本給やベースアップ評価料、手取り額の変化まで実体験をもとに分かりやすく解説します。

2024年から2026年までの給与推移

まずは、3年間の給与推移をご覧ください。

比較する前に補足です

2024年5月〜8月までは今勤めている歯科医院でアルバイト勤務をしていました。当時は本業としてお酒の配送の仕事を続けながら、副業として歯科衛生士へ復帰していた時期です。そのため、2024年6月の給与はアルバイト勤務分のみとなっています。

現在の勤務先には2024年9月から正社員として入職しました。

▼2024〜2026年 給与推移比較

2024年はアルバイト勤務だったため支給額は少額ですが、正社員として入職してからは基本給や各種手当が加わり、給与は毎年少しずつ増えてきました。

年月支給額差引支給額(手取り)
2024年6月56,307円54,583円
2025年6月280,950円222,175円
2026年6月315,562円250,134円

こうして比較すると、正社員として勤務を始めてから給与が安定し、その後も昇給やベースアップ評価料などの影響で少しずつ支給額が増えていることが分かります。より長期的な年収ベースでの推移が気になる方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。


2026年6月の給与明細を公開

続いて、2026年6月の給与明細を公開します。

項目金額
基本給270,000円
残業手当3,092円
通勤手当9,020円
資格手当10,000円
保険手当8,450円
ベースアップ評価料手当15,000円
支給合計315,562円
差引支給額(手取り)250,134円

2026年6月の手取りは250,134円でした

残業は約1時間半と少なく、ワークライフバランスを保ちながら働けています。給与明細を見ると、基本給や各種手当が支給され、毎年少しずつ給与が増えていることを実感しました。

ちなみに、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、歯科衛生士の全国平均月収(きまって支給する現金給与額)は約29万7,600円とされています。今回の支給額315,562円は、この全国平均と近い水準でした。


手取り○万円は総支給額でいくら?早見表

「自分の手取りは平均的なのか」と気になる方も多いと思います。一般的に、手取り額は総支給額(額面)のおよそ75〜85%程度とされています。目安として、総支給額と手取り額の対応表をまとめました。

総支給額(額面)手取りの目安
20万円約15万〜17万円
22万円約16.5万〜18.7万円
24万円約18万〜20.4万円
26万円約19.5万〜22.1万円
28万円約21万〜23.8万円
30万円約22.5万〜25.5万円

※あくまで目安です。扶養家族の有無、住んでいる自治体の住民税率、雇用保険・厚生年金の加入状況などによって、実際の手取り額は変わります。

実際に僕の場合、2026年6月の総支給額315,562円に対して、手取りは250,134円でした。割合にすると約79.3%で、上記の目安の範囲内に収まっています。


給料・手取りは地域によって差がある

歯科衛生士の給料は、勤務する地域によっても差があります。民間の求人サイトの調査によると、2025年度の歯科衛生士の初任給は次のような傾向が見られました。

地域平均初任給
関東(1都3県)約27万3,564円
東海(3県)約26万8,055円
全国平均約26万7,932円
関西(2府4県)約26万1,274円
その他エリア約25万1,419円

一般的に都市部の方が給料は高い傾向にありますが、「手取り」で見るとその差は額面ほど大きくない場合があります。都市部は住民税(所得割)が高くなりやすいため、額面が高くても、その分控除額も大きくなりやすいからです。

「都市部の方が稼げる」というイメージだけで判断せず、実際の手取りベースで比較することも大切だと感じています。


3年間で給料が増えた理由

ここまで給与明細を比較してきましたが、3年間で給料が増えた理由は一つではありません。僕の勤務先では、基本給の昇給や評価制度、各種手当など複数の要素が給与へ反映されています。

  • 基本給の昇給
  • ベースアップ評価料手当の増額
  • 評価制度による昇給
  • 資格手当など各種手当

特にベースアップ評価料手当は、2024年の1,307円から2025年には7,000円、2026年には15,000円まで増えました。

また、僕の勤務先では評価制度が導入されており、日々の業務やスキルアップも給与へ反映されます。ベースアップ評価料だけでなく、「頑張った分をきちんと評価してもらえる環境」が現在の給与につながっていると感じています。制度について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。


給料は増えたけれど控除額も増えた

給与が増える一方で、健康保険料や厚生年金、住民税などの控除額も年々増えています。

年月支給額控除額手取り
2025年6月280,950円58,775円222,175円
2026年6月315,562円65,428円250,134円

実際に2026年は前年より住民税も上がり、控除額は約6,600円増加しています。「支給額は増えたのに思ったほど手取りが増えない」と感じる方もいるかもしれません。

それでも前年より手取りは約2万8千円増え、毎年少しずつ給与が増えていることを実感しています。給与明細を見ると控除額の大きさに驚くこともありますが、それでも毎年少しずつ手取りが増えていることは仕事へのモチベーションにもつながっています。


現在の働き方

現在は歯科医院で正社員として勤務しながら、副業としてハノワも利用しています。

  • 年間休日130日以上
  • 残業は月1時間程度
  • 土日は診療時間が短め
  • 評価制度あり
  • ベースアップ評価料あり
  • 自費診療のインセンティブ制度あり

給料だけではなく、休日や働きやすさとのバランスにも満足しています。副業のハノワについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。


今の職場に満足できていない方へ

僕自身は今の職場に満足していますが、給与や働き方は職場によって大きく差があります。「今の給料や働き方に納得できていない」という方は、一度他の職場や求人サイトを比較してみるのも一つの方法です。実際に僕が利用したサービスについては、こちらの記事で紹介しています。


現役歯科衛生士として感じること

僕は一度歯科業界を離れ、お酒の配送や一般企業でも働いてきました。その経験があるからこそ、歯科衛生士という国家資格の価値を改めて実感しています。詳しくはこちらの記事でも紹介しています。

もちろん給料は大切です。しかし、それ以上に働きやすさ・休日・人間関係・評価制度なども含めて職場を選ぶことが、長く働くためには重要だと思います。

今では患者さんから「ありがとう」と言っていただけることにもやりがいを感じながら、充実した毎日を送れています。


よくある質問

Q. 30代歯科衛生士の手取りはどれくらいですか?

A. 僕の場合、2026年6月の給与明細では手取りは250,134円でした。厚生労働省の統計による全国平均月収(約29万7,600円)と近い水準です。

Q. 手取りは地域によってどれくらい差がありますか?

A. 民間調査では、関東の初任給が全国平均より高い傾向にあります。ただし都市部は住民税が高くなりやすいため、手取りベースでの差は額面ほど大きくない場合があります。

Q. ベースアップ評価料は毎月支給されていますか?

A. 勤務先では毎月「ベースアップ評価料手当」として支給されています。ただし、支給方法や金額は医院によって異なります。

Q. 残業は多いですか?

A. 僕の勤務先では月1時間程度です。残業が少ないため、仕事とプライベートのバランスが取りやすい環境です。

Q. 副業はしていますか?

A. はい。歯科衛生士向けスポットワークサービス「ハノワ」を利用して、副業も行っています。

Q. 歯科衛生士の給料は年齢とともに上がりますか?

A. 経験年数に応じて上がっていく傾向がありますが、伸び幅は職場の評価制度や手当の有無によって差が出ます。僕の場合も、評価制度とベースアップ評価料の増額が給与アップの大きな要因になっています。

Q. 給与明細は今後も公開する予定ですか?

A. はい。昇給や働き方に変化があれば、この記事を随時更新していく予定です。


まとめ

  • 2024年から2026年にかけて給与は毎年アップ
  • 2026年6月の支給額は315,562円、手取りは250,134円
  • 手取りは総支給額の75〜85%程度が目安
  • 給料は地域差があるが、手取りベースでは額面ほど差が出ないこともある
  • 給料だけでなく、働きやすさとのバランスも大切

参考・引用