夜中に急に喉が痛くなること、ありませんか?
病院はやっていないし、とりあえずどうすればいいのか分からない…。
そんなときに、歯科衛生士の視点からできる「やさしい応急処置」をまとめました。
なぜ夜に喉が痛くなりやすいのか
夜に喉の痛みを感じやすいのには、いくつか理由があります。
- 寝ている間に唾液が減る
- 口呼吸になりやすい
- 部屋の乾燥
特に口呼吸になると、喉が直接乾燥しやすくなり、痛みにつながることがあります。
喉の痛みと「口の中」は意外と関係があります
喉の痛みは、実は口の中の環境とも深く関係しています。
特に「乾燥」や「細菌の増加」は、喉の不調につながることがあります。
唾液には細菌の増殖を抑えたり、汚れを洗い流す働きがありますが、乾燥するとその力が弱まってしまいます。
また、口の中が乾燥している状態は、喉の痛みだけでなく、着色汚れがつきやすくなる原因の一つにもなります。
今すぐできる応急処置
① こまめに水分をとる
水やぬるめのお茶を少しずつ飲むことで、喉の乾燥を防ぐことができます。
唾液の代わりとしても大切な役割があります。
② うがいをする(やりすぎ注意)
うがいは喉の汚れを流すのに有効です。
ただし、やりすぎると粘膜を傷つけてしまうこともあるため、適度に行いましょう。
③ マスクをつける
寝るときにマスクをつけることで、喉の乾燥を防ぐことができます。
④ 部屋を加湿する
空気が乾燥していると、喉の痛みが悪化しやすくなります。
加湿器や濡れタオルなどで湿度を保つのがおすすめです。
やってしまいがちなNG行動
強いうがいを何度も繰り返す
うがいは喉の汚れを流すのに有効ですが、強く何度も行いすぎると、喉の粘膜を傷つけてしまうことがあります。
粘膜はとてもデリケートなため、刺激が強すぎると防御機能が弱まることもあるとされています。適度な回数を意識しましょう。
冷たい飲み物を一気に飲む
冷たい飲み物は一時的に楽に感じることもありますが、急激な刺激が喉への負担になることがあります。
喉を酷使する(大声・長時間の会話)
喉に炎症がある状態で無理に使い続けると、回復が遅れる原因になることがあります。
もう一歩できる乾燥対策
乾燥が気になる場合は、口の中を保湿するケアを取り入れることもあります。
例えば、歯科でも使われるマウスジェルとして、コンクールのマウスジェルのような低刺激タイプがあります。
刺激が少なく、口の中になじみやすいものを選ぶと、無理なく続けやすいです。
実際に乾燥を気にされている患者さんにも、このようなケアを取り入れるケースがあります。
※あくまでセルフケアの一つとして取り入れ、症状が強い場合は医療機関の受診をおすすめします。
こんなときは早めに受診を
- 痛みが数日続く
- 発熱がある
- 飲み込むのがつらいほど痛い
まとめ
喉の痛みは、乾燥や口の環境が影響していることもあります。
まずは無理のない範囲で、できることからケアしてみてください。
僕自身も花粉症があるため、喉のケアは日頃から意識しています。
風邪と重なるとつらくなりやすいので、乾燥対策を大切にしています。
無理せず、できることから少しずつ。
日々のケアが、つらい症状の予防にもつながります。
少しでも楽になるお手伝いができれば嬉しいです。



コメント