今の歯科医院で働き始めて3年目になり、後輩を指導する立場になりました。
教える側になって改めて感じるのは、どんな職場でも人間関係の悩みは必ずあるということです。
自分が新卒の頃、報連相が苦手で一人で抱え込んでしまっていた経験があるからこそ、今度は後輩の悩みやストレスに気づいてあげられる存在になりたいと思うようになりました。当時のことは、こちらの記事にまとめています。
この記事では、そんな気持ちから「メンタルヘルス・マネジメント検定」の勉強を始めた僕が、資格の概要や勉強法について紹介します。

後輩指導で気づいた、ストレスに気づく力の大切さ
後輩を指導する立場になって、改めて感じることがあります。それは、スキルを教えること以上に、悩みやストレスに気づいてあげることの大切さです。
会社(歯科医院)にとって、スタッフが辞めてしまうのは大きな痛手です。僕の勤務先でも、院長が人材確保のために日々努力している姿を見てきました。
そんな姿を見ているうちに、「歯科医院のために、自分にできることはないか」と考えるようになりました。そこで行き着いたのが、メンタルヘルスに関する体系的な知識を身につけることでした。
患者さんと接する中でも感じる、傾聴力の大切さ
後輩指導だけでなく、患者さんと接する中でも、ストレスを感じ取る力や傾聴力は大切だと感じています。
定期検診にいらっしゃる患者さんとお話ししていると、口腔内の状態だけでなく、お仕事やプライベートの様子が見えてくることがあります。
診療中にすぐ寝てしまう方には「お疲れなのかな」と感じますし、小さいお子さんがいるお母さんには「今は磨けなくても仕方ない」と思いながら接するようにしています。セルフケアを大事にしてもらいたい気持ちはありつつ、普段なかなか磨けない方の口の中を、こちらでしっかり綺麗にしてあげたいという気持ちも大切にしています。
患者さんとの向き合い方について、詳しくはこちらの記事にもまとめています。
メンタルヘルス・マネジメント検定とは?
メンタルヘルス・マネジメント検定は、大阪商工会議所が主催する検定試験です。コースは3段階に分かれています。
| コース | 対象 |
|---|---|
| Ⅰ種(マスターコース) | 人事労務管理者・経営幹部向け |
| Ⅱ種(ラインケアコース) | 管理監督者(部下を持つ立場)向け |
| Ⅲ種(セルフケアコース) | 一般社員向け(自分自身のメンタルヘルスケア) |
本当は、後輩や部下のケアについて学べるⅡ種(ラインケアコース)にも関心があります。ただ、まずは自分自身のストレスとしっかり向き合えるようになりたいと思い、基礎となるⅢ種(セルフケアコース)から挑戦することにしました。
自分自身のストレスサインに気づき、対処できるようになることは、結果的に後輩や患者さんの変化に気づく力にもつながっていくはずだと考えています。
試験の概要は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出題形式 | 選択問題のみ(試験時間120分) |
| 合格基準 | 100点満点中70点以上 |
| 受験料 | 5,280円(税込) |
| 合格率の目安 | 70〜80%程度 |
| 勉強時間の目安 | 10〜20時間程度 |
2026年度は、11月1日(日)に第41回試験が実施される予定で、僕はこの回を受験する予定です。詳しい試験情報は、大阪商工会議所の公式サイトもあわせてご確認ください。
※試験日程・受験料等は変更される場合があるため、受験を検討されている方は主催団体の最新情報をご確認ください。
今の勉強法
今はまず、YouTubeでメンタルヘルス・マネジメント検定対策の動画を見て、全体像をつかむことから始めています。
公認心理師の方が発信している専門チャンネルで、心理学の知識がなくても分かりやすく解説してくれているので、初学者の僕でも理解しやすいです。実際、この記事も動画を見ながら書いています(笑)
動画を一通り見終えたら、実際に使っている重要ポイント&問題集と過去問題集で、知識を整理していく予定です。
【重要】第41回受験者は公式テキスト第6版が必須
ここで一つ、これから受験される方に共有しておきたい情報があります。
大阪商工会議所の発表によると、公式テキストが第6版に改訂され、2026年11月1日の第41回試験以降は、この第6版の内容に準拠して出題されるとのことです。
僕は公式テキストをまだ持っていないので、これから第6版を購入する予定です。実際に使ってみた感想は、この記事に追記していきます。
また、今使っている重要ポイント&問題集は改訂3版(第5版対応)でしたが、調べてみると、改訂4版が10月5日発売予定で予約受付中でした。試験本番(11月1日)にはギリギリ間に合うタイミングです。
僕自身もまだ手元にありませんが、これから受験される方には、こちらの改訂4版をおすすめします。実際に手元に届いたら、使ってみた感想をこの記事に追記していく予定です。
同じタイミングで受験を考えている方は、公式テキストが第6版に切り替わっていることを念頭に置いて、教材選びを進めてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. メンタルヘルス・マネジメント検定は誰でも受験できますか?
A. はい。Ⅱ種・Ⅲ種は受験資格に制限がなく、誰でも受験できます。歯科衛生士に限らず、幅広い職種の方が受験しています。
Q. Ⅲ種とⅡ種、どちらから受験するのがおすすめですか?
A. 後輩や部下のケアに直接関わる立場でなければ、まずは自分自身のセルフケアを学べるⅢ種から挑戦するのがおすすめです。基礎を固めてからⅡ種に進むと理解がスムーズです。
Q. 独学でも合格できますか?
A. 合格率は70〜80%程度とされており、公式テキストと問題集を使った独学でも十分合格を目指せる試験です。
Q. 公式テキストの版数は必ず最新のものを使うべきですか?
A. 試験は最新版のテキストに準拠して出題されるため、受験する回に対応した版を確認してから購入することをおすすめします。
Q. 歯科衛生士がこの資格を取るメリットは何ですか?
A. 患者さんへの傾聴力や、後輩指導の場面での気づきの力に活かせる点が大きなメリットです。直接の資格手当にはつながらない場合もありますが、日々の対人業務の質を高められます。
まとめ
後輩指導の立場になったこと、そして院長が人材確保に力を入れている姿を見てきたことが、メンタルヘルス・マネジメント検定を勉強するきっかけになりました。
まずは自分自身のストレスとしっかり向き合うⅢ種から挑戦していますが、患者さんの様子から生活背景を感じ取ることも、後輩のストレスに気づいてあげることも、根っこにあるのは同じ「傾聴力」だと感じています。
まだ受験前ですが、勉強を進める中で得た気づきは、今後もこのブログで発信していきたいと思います。同じようにこれから受験を考えている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。



