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歯のホワイトニングでどこまで白くなる?|種類・費用・持続期間を歯科衛生士が解説

歯のホワイトニングでどこまで白くなる?オフィス・ホーム・デュアルホワイトニングの種類や費用、持続期間を比較したブログアイキャッチ画像

「歯を白くしたい!」
そんな相談は、実際の歯科現場でも一定数あります。

特に、

  • 結婚式前
  • 就活前
  • 接客業
  • 営業職
  • 写真撮影前

など、人前に出るイベント前に希望される方も多い印象です。

実際に、結婚式2週間前に「少しでも白くしたい!」と、短期間でオフィスホワイトニングへ集中的に通ってくれた患者さんもいました(笑)

最近は「芸能人みたいな真っ白!」というより、

「自然に清潔感のある白さにしたい」

という方も増えている印象です。

今回は、歯科現場目線でホワイトニングについて分かりやすくまとめていきます!

ホワイトニングとは?

ホワイトニングとは、専用の薬剤を使って歯そのものを白くしていく方法です。

歯の表面についた汚れを落とすだけではなく、歯の内部に作用して白さを目指していきます。

ただし、ホワイトニングには個人差があります。

元の歯の色や生活習慣によって、白くなりやすさは変わります。

着色除去との違い

ここは患者さんも混同しやすいポイントです。簡単にいうと、次のような違いがあります。

方法目的
クリーニング歯の表面の汚れを落とす
ホワイトニング歯そのものを白くする

コーヒー・紅茶・タバコなどによる着色は、クリーニングだけでも改善することがあります。

ただ、元々の歯の色をさらに白くしたい場合は、ホワイトニングが必要になるケースもあります。

ちなみに、エステサロンなどで受けられる「セルフホワイトニング」は、歯を漂白する薬剤を使用していないため、厳密には歯そのものを白くする効果は期待できません。日本では漂白効果のある薬剤の使用は歯科医療行為にあたるため、歯科医院以外では扱えないという法律上の理由があります。表面の汚れを落とすクリーニングに近いイメージで、本格的に白くしたい方には歯科医院での施術がおすすめです。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングには大きく分けて、オフィスホワイトニングホームホワイトニングがあります。それぞれ特徴が違います。

オフィスホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングです。

薬剤を塗布し、ライト照射を行うケースもあります。

比較的即効性があり、結婚式前・前撮り前・イベント前など、短期間で白くしたい人に選ばれることがあります。

実際の現場でも、オフィスホワイトニング中はリラックスして寝てしまう人が結構多いです(笑)

僕の勤務先では、施術前後で口腔内写真を撮影しています。毎日見ている自分の歯は変化に気付きにくいこともありますが、写真で比較すると白さの違いが分かりやすいです。

通っている歯科医院でオフィスホワイトニングを扱っていない場合や、ホワイトニング専門のクリニックを探している方には、こういった専門院も選択肢の一つです。


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※料金や店舗については、リンク先で最新情報をご確認ください。

審美に特化した症例数の多いクリニックとしては「湘南美容歯科」も選択肢の一つです。土日祝日診療にも対応しているため、平日の通院が難しい方にも通いやすいクリニックです。

湘南美容歯科のホワイトニングには、主に3つのプランがあります。

  • スタンダードホワイトニング(オフィスホワイトニング):1回(照射10分×3回)通常19,800円、3回セットで通常49,800円
  • プレミアムホワイトニング(オフィス+ホーム併用):1回45,050円
  • ホームホワイトニングキット(上下トレー・ジェル2本付):25,250円

条件を満たす方向けのモニター価格制度もあり、スタンダードホワイトニング1回なら13,800円で受けられる場合があります。また、まとまった費用が気になる方向けに、月々3,000円から利用できる医療ローン(要事前審査、最大84回分割)も用意されています。

※料金は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

ホームホワイトニング

自宅で行うホワイトニングです。

歯科医院で作製した専用トレーへ薬剤を入れて使用します。

最近では「オパールGO」のような、歯型を取らずに使える既成トレータイプの商品もありますが、こちらは高度管理医療機器にあたり、歯科医院を通じて購入・使用する製品のため、気になる方は通院先の歯科医院で相談してみてください。

デュアルホワイトニングという選択肢

オフィスとホームを併用するデュアルホワイトニングという方法もあります。オフィスの即効性とホームの持続性、両方のメリットを活かせるのが特徴です。

その分、費用は2つの施術を合わせた分だけかかるため高くなりますが、「早く白くしたい、かつ長持ちさせたい」という方には向いている方法です。すべての歯科医院で対応しているわけではないので、気になる方は通院先で相談してみてください。

オフィス・ホームのメリット・デメリット比較

メリットデメリット
オフィスホワイトニング即効性を感じやすい
プロに施術してもらえる
自分で管理する手間が少ない
写真比較しやすい
費用はやや高め
一時的にしみることがある
通院が必要
ホームホワイトニング自分のペースで続けやすい
通院回数を減らしやすい
自然な白さを目指しやすい
効果実感まで時間がかかる
毎日継続する必要がある
自己管理が必要

実際の現場では、

  • 通院が面倒な人
    → ホームホワイトニング
  • 自分でやるのが面倒な人
    → オフィスホワイトニング

という感じで提案することもあります(笑)

費用の目安

※費用は医院によってかなり差があります。僕の勤務先では、以下のような料金です。

ホワイトニングの種類費用の目安
オフィスホワイトニング(3回セット)約6万円
ホームホワイトニング(個人トレー)約4万円
オパールGO(既成トレータイプ)約3万円

先ほど紹介した湘南美容歯科のように、審美専門クリニックではまた別の料金体系が設定されていることもあります。地域差もあるため、事前に確認するのがおすすめです。

ホワイトニングのメリット

清潔感アップにつながる

歯が白く見えることで、口元の印象が明るく見えることがあります。

写真写りが気になりにくい

結婚式や前撮り前に希望される方が多い理由の一つです。

口元への意識が高まりやすい

ホワイトニング後は、着色しやすい飲食物を意識する方も増えます。

ホワイトニングのデメリット

一時的に知覚過敏症状が出ることがある

・冷たいものがしみる
・ツーンとする

などを感じる方もいます。時間経過で落ち着くケースも多いですが、個人差があります。知覚過敏でお悩みの方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

歯茎や粘膜が痛むことがある

薬剤が歯茎や粘膜に触れると、一時的に白くなったりヒリヒリすることがあります。

実際の施術でも、なるべく薬剤が付かないよう注意しながら行っています。

白さは永久ではない

実際の現場でも、「どれくらい持ちますか?」という質問はかなり多いです。

持続期間の目安は、施術方法によって差があります。

種類持続期間の目安
オフィスホワイトニング3〜6ヶ月程度
ホームホワイトニング6〜12ヶ月程度
デュアルホワイトニング1〜2年程度

僕の勤務先では、「半年〜1年くらいで徐々に後戻りしていくことが多い」と説明しています。ホームホワイトニングの方が持続しやすい傾向にありますが、いずれの方法でも生活習慣によって差が出ます。

特に、コーヒー・紅茶・ワイン・カレー・タバコなどは着色の原因になりやすいです。

ただ、定期的なメンテナンスや追加ホワイトニングによって、白さを維持しやすくなることもあります。ホワイトニングも、美容院のカラーのように定期的なメンテナンスで維持していくイメージに近いかもしれません。

白さを維持するためのセルフケアとして、歯磨き粉を活用するのもひとつの方法です。

※歯磨き粉は容量や本数(単品・まとめ買い)によって、販売サイトごとに価格や送料が異なります。また、まとめ買いのほうが1本あたりの価格が安くなる場合や、送料が無料になる場合があります。リンク先で商品名・容量・本数をご確認のうえ、ご自身に合ったものをお選びください。

オフィスホワイトニングやエアフローの後には、歯の表面のミクロな傷を修復して着色をつきにくくする「アパガードリナメル」を使うことが多いです。

アパガードリナメル
created by Rinker

市場での実績も豊富な商品としては、サンゴパウダー配合の「ホワイトエッセンス シェールホワイト」も人気があります。

ホワイトエッセンス シェールホワイト
created by Rinker

また、ホワイトニングトゥースペーストというジャンルでは「バロニーミラー」というブランドも知られています。5種類の有効成分がナノカプセル化されており、ホワイトニングだけでなく歯周病予防・虫歯予防・口臭ケアまで幅広くカバーする医薬部外品です。※こちらは僕自身はまだ使用していませんが、日々のセルフケアの選択肢の一つとして紹介します。


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詰め物や被せ物は白くならない

ここはかなり大事なポイントです。

ホワイトニングは天然歯を白くする方法なので、被せ物・差し歯・詰め物などは基本的に白くなりません。

ちなみに、テレビで見るようなかなり白い歯は、セラミックなどの被せ物によるケースもあります。詰め物・被せ物のトラブルについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。

患者さんから「どこまで白くなりますか?」と聞かれることもありますが、「芸能人みたいな真っ白にはなりませんよ(笑)」なんて冗談交じりに説明することもあります。

どのくらい白くなる?

白さには個人差があります。元の歯の色、着色の強さ、神経の有無、生活習慣などによって変わります。

また、オフィスとホームでは、

  • オフィス
    → 即効性がある
  • ホーム
    → ゆっくり白くしていく

という違いがあります。

最終的な白さは大きく変わらないという考え方もありますが、実感スピードはオフィスのほうが早い印象です。

よくある質問

ホワイトニングは保険適用されますか?

ホワイトニングは審美目的の自由診療のため、保険は適用されません。費用は全額自己負担となります。

妊娠中・授乳中でもホワイトニングはできますか?

妊娠中・授乳中のホワイトニングは、多くの歯科医院で時期をずらすことをすすめられます。薬剤自体の安全性データが限られていることに加え、体調の変化が大きい時期でもあるため、出産・授乳が落ち着いてからの施術が無難です。気になる方は、事前に歯科医院へ相談してください。

子どもでもホワイトニングはできますか?

永久歯が生えそろっていない子どもや、歯の成長が完了していない未成年は、ホワイトニングを避けるのが一般的です。歯の神経周辺の組織がまだ発達段階にあるため、多くの歯科医院では成人になってからの施術をすすめています。

ホワイトニング後にすぐ食事はできますか?

施術直後の2時間程度は、色の濃い飲食物(コーヒー・赤ワイン・カレーなど)は避けるようにすすめられることが多いです。これは施術直後の歯の表面が着色しやすい状態になっているためです。詳しい時間の目安は通院先の歯科医院で確認してください。

差し歯やインプラントの歯だけ白くできますか?

ホワイトニングは天然歯にのみ効果があり、差し歯・被せ物・インプラントの人工歯は白くなりません。人工歯だけを白くしたい場合は、素材の交換(セラミックへの変更など)が必要になります。気になる方は歯科医院で相談してみてください。

一度も歯科医院に通ったことがなくても受けられますか?

初めて受診する歯科医院でも、カウンセリングと口腔内チェックを行った上でホワイトニングを受けられます。ただし、虫歯や歯周病がある場合は、先にそちらの治療を優先するようすすめられることが一般的です。

まとめ

ホワイトニングは、「芸能人レベルに真っ白!」というより、「自然な白さや清潔感を目指す」目的で行う方も多いです。

  • 短期間で白くしたい
    → オフィスホワイトニング
  • 自宅で自分のペースで進めたい
    → ホームホワイトニング
  • 即効性も持続性も欲しい
    → デュアルホワイトニング

など、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

メリットだけではなく、知覚過敏・後戻り・個人差などもあるため、気になる方は歯科医院で相談してみるのがおすすめです!


参考・引用